相撲とミサイル

アーキ・ヴォイスのコーディネーターです。
今日から12月になりました。
いよいよ、2017年も残すところ1ヵ月。
例年思いますが、
1年あっという間に感じます。

さて、一昨日の水曜日は
北朝鮮のミサイル発射と
日馬富士の引退会見が重なり、
象徴的な1日となりました。

まず、相撲に関して。

今週も弊社にはメディア関係から
モンゴル語通訳手配の問い合わせが
相次ぎました。

日馬富士関が引退を
発表したことにより、
弊社への問い合わせは
ひと段落するのかな、
と思っています。

なお今回の騒動について
個人的には、さまざまな事情を
一つの結論に落とし込もうとするのは
危険だと感じています。事情とは・・・

 ・ 日本の伝統文化の部分
  (→伝統的な価値観、および
    閉鎖性や体罰など)

 ・ 勝ち負けがつく競技の部分
  (→八百長を避ける、厳しい上下関係など)

 ・ 外国人力士との考え方の相違
  (→モンゴル人のつきあい、相違など)

 ・ 近年のコンプライアンス徹底
  (→暴力の禁止、事件の発表や謝罪など)

こうしたいろいろな事情を
ひとつの問題として捉えるのには、
ちょっと違和感を感じます。
今後、どのようになるのか、
推移を見ていきたいと思います。

なお、この引退発表の同日、
北朝鮮がミサイルを発射しています。
今度は、北朝鮮のミサイルから
思ったことを少しばかり・・・

今回発射されたのは、
大陸間弾道ミサイル(ICBM)の火星15。
最高高度が4475キロで、米国が
射程距離に入ったと言われています。

こうした行為によって、
北朝鮮まますます自分の首を
しめていくことになります。
周囲からの制裁が強化されるはずだからです。
さすがにロシア、中国も
フォローできなくなってきます。

制裁が強化されていくと、
北朝鮮の国内事情が悪化し、
決死の覚悟で脱出する人が
続出することになります。

現時点でも北朝鮮の
国内事情は相当悪いようで、
撃たれながら韓国に
亡命する人がいたり、
北朝鮮船籍が日本沿岸に
相次いで漂着したりしています。

来年は、日本の沿岸に
北朝鮮から船が続々と
流れ着くのではと危惧しています。

こうなってくると、

 ・ 北朝鮮の人々の滞在場所をどう確保するか、

 ・ 身元確認をどうするか、また、

 ・ 危険人物かどうかをどのように判断するか、

 ・ 追い返すのか、日本に滞在してもらうのか

こういったさまざまな問題が出てきます。
来年は一体、どうなるのでしょうか。。。

以上、今週の水曜日は、
考えさせられることの多い1日でした。