ブリュッセルのテロ

アーキ・ヴォイスのコーディネーターです。

今日の東京は割と暖かく感じます。

さて今週、ベルギーのブリュッセルでも
連続爆破テロが起こりました。
犯行声明を出したのは「イスラム国(IS)」。
今回はブリュッセルの地下鉄と空港が
爆破され、日本人の被害者も出ました。

当初、ベルギーの原発が狙われていた
という話もあり、現在も厳戒態勢が
敷かれています。
ベルギー北部にあるドール原発、
南部にあるティアンジュ原発ともに
従業員が避難しているそうです。

昨年11月のパリのテロにおいて、
ベルギーは「テロリストの温床」の
役割を果たしていました。

また、ブリュッセルはEUとNATOの
本部があり、欧州で重要な都市です。
欧州の統合の歴史は、
ベネルクス関税同盟(1948年)に端を発し、
ブリュッセルが常に中心となってきました。

今回のブリュッセルは、
テロの温床でもあり標的でもあった、
といえます。

「ヒト・モノ・カネの自由な移動」を
掲げるEUにとって、今後大きな影響を
与えることが予想されます。
以前にも取り上げましたが、
今後、EUは右傾化していくのではないかと
危惧しています。