南シナ海の一触即発

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
早いもので、8月も終わりに
近づいています。
来週には9月に入ってしまうため、
2020年も残り4カ月・・・
今年は新型コロナウイルスばかりが
記憶に残りそうな年です。

さて一昨日、南シナ海で
ミサイルが4発、中国から
発射されたということで
驚きました。

先月末ふれましたが、
米中のハワイ会談以降、
南シナ海が一触即発の状態に
なっています。

今回、発射されたミサイルは
グアムまで射程に入る最大射程
5000キロの「グアムキラー」、
中距離弾道ミサイル「東風26B」と、
海上の空母を狙えるという
「空母キラー」(最大射程2150キロ)の
対艦弾道ミサイル「東風21D」。

現在、米軍は南シナ海を含む
インド太平洋地域で38隻が航行中。
今回のミサイル発射は、
ハワイの軍事演習への対抗とも、
米軍の偵察機に対する警告だとも
言われています。

今回のミサイル発射を受け、
米政府は南シナ海で軍事拠点の
建設に関わる中国の企業と個人に
制裁を科すと発表。いっそう
緊張状態が高まっています。

中印国境での武力衝突のように、
現場のちょっとしたことで本当に
軍事衝突になりかねない・・・

万が一、不測の事態が
起こった場合、各国に
駐在している日本人の
行動などを事前に考えておく
必要がありそうです。

引き続き、南シナ海の動向に
注目したいと思います。

追記

さきほど速報で
安倍首相辞任の意向という
ニュースが流れてきました。
次の首相は本当に難しい
かじ取りが要求されます。
どうなるんでしょうか。