多言語への翻訳時、日本語か英語を介するか?

こんにちは。
アーキ・ヴォイス翻訳コーディネーターのオーです。

今回もスタッフ間での事例共有会にて、
お客様から寄せられる質問や要望に関し、
上長が共有した内容をお伝えしたいと思います。

お役に立てば、幸いです。

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■■多言語への翻訳時、日本語か英語を介するか?■■

お客様からのお問合せ時点で聞かれることに、
「多言語への翻訳時、英語か日本語を介しますか?」
という質問があります。

これはたとえば、

英語からインドネシア語に翻訳する場合、

1:英語→日本語
2:日本語→インドネシア語

・・・という順番で翻訳するかどうかを
質問されている、ということですね。

日本語からインドネシア語に翻訳する場合は、

1:日本語→英語
2:英語→インドネシア語

・・・という順番で翻訳をするのか、
という質問ですね。

結論からお話すると基本的に、
アーキ・ヴォイスでは日本語や英語を介しません。

つまり、原文と訳文の言語を直接翻訳します。
たとえば・・・

*日本語⇔インドネシア語
*英語⇔インドネシア語

*日本語⇔ベトナム語
*英語⇔ベトナム語

*日本語⇔タイ語
*英語⇔タイ語

*日本語⇔フランス語
*英語⇔フランス語

*日本語⇔ドイツ語
*英語⇔ドイツ語

基本的にはどの言語の組み合わせであっても、
直接翻訳できるような翻訳体制としています。

日本語や英語を介する翻訳体制は、
割と古くからやっている翻訳会社で採用されていた
翻訳方法のようですが、

弊社ではよほど希少な言語でない限り、
この方法をお客様に提案することはありません。

なぜなら、

直接翻訳のほうがお客様のメリットが大きいからです。
たとえば・・・

*納期が短くなる
*見積額が安価になる
*翻訳の精確性が高くなる

人を介さない分だけ、
まさに早く・安く・良く、となるわけですが、

特に最後の精確性は納品の上で大切です。

間に日本語や英語を介してしまうと、
最終的な訳文が原文の意味とズレる可能性が
大きくなりますので、

介さない分、
たとえば直接翻訳+校正チェックというプランを
提案することで、
より精確性を保つことが可能になります。

もしお客様が上記のような質問をされた場合は、
お客様の視点に立ち、懸念点を解消するように
努力しましょう。

(以上、ミーティング内容より)
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以前ほどは質問されなくなりましたが、
今でもたまに日本語や英語を介するのかどうかを
聞かれることがあります。

これまでは「介しません」と回答するのみでしたが、

今後はお客さまにとっての利点を説明しつつ、
回答するようにしたいと思います。