習慣化でお客様の満足度を高めるには。

こんにちは。
アーキ・ヴォイス翻訳コーディネーターのオーです。

今回もスタッフ間での事例共有会にて、
お客様から寄せられる質問や要望に関し、
上長が共有した内容をお伝えしたいと思います。

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■■習慣化する仕事レベルを上げないと満足度も上がりません■■

翻訳でも通訳でも、
継続案件や類似案件が引き続きで発生した場合、
コーディネーターも翻訳担当も通訳担当も、
同じ面々で対応することが非常に多いと思います。

これはお客様自身も求めていることが多いですし、
またこれまで行ってきた用語選択や言い回しの統一、
もしくは、継続した商談案件の場合は特に、
同一担当者のほうがお客様自身も安心され、
また追加の説明が不要なので良い意味で効率的、
という背景もあると思います。

同じことを繰り返し行う場合、
ある意味「習慣化」がなされているわけですので、
初回のやりとりと比べても
スピーディーに仕事をすることができます。

急ぎの案件の場合、
お客様にしてみれば見積がすぐ提出され、
仕事のレベルも想定できることはとても安心できると、
アンケートからも伺っています。

しかし、ここで一つ考えてみましょう。

その仕事は「思い込み」でやっていないかどうか?
「前回と同じだろう」という推測でやっていないかどうか?

「習慣化」された行動は、
考えなくてもカラダが勝手に動いてくれるので、
スピーディーに仕事をする場合には特に重宝されると思います。

しかし、
「前回と同じだろう」という勝手な思い込みがもとで、
ごくごく平均的なレベルの仕事になっていたら
お客様に満足を提供することはできません。

ですから、習慣化する仕事のレベルを、
常に高くすることを意識してください。

指標としては、
お客様から継続案件でもフィードバックを貰えるかどうか。
これが大事だと思います。

その為には度々伝えていますが、
お客様の要望を理解するためのコミュニケーションを
行うこと。

これが良い仕事のカギだと思いますし、
仕事レベルの高い習慣化を生み出してくれますから。

(以上、ミーティング内容より)
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ある意味、毎日の業務を習慣化することでスピードアップを
図ることは必要だと思いますが、お客様の満足度をおざなりに
してしまっては本末転倒だと思います。

スピードアップもお客様の期待に応えるため。

こう考えて、レベルの高い仕事を習慣化したいと思います。