インドネシアの場所はどこ?歴史や文化についても解説


インドネシアといえば、日本人に人気のビーチリゾート地があるバリ島を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そんなインドネシアですが、実は世界で最も多い島々から成り立っている国です。

それでは、インドネシアは具体的にどのような場所に位置しているのでしょうか。この記事では、インドネシアの場所や歴史、文化、また言語まで詳しく解説します。

インドネシアの場所はどこ?

インドネシアの場所は、東南アジア南部に位置しています。およそ1万7,000以上の島々から成り立っており、世界で最も多い島数を有する国です。島国であることから、インドネシアが陸上で国境を接している国は、東ティモール、マレーシア、パプアニューギニアの3ヵ国のみとなっています。

民族は大半がマレー系で、人口(約2億7,550万人)の約86%がイスラム教です。

首都であるジャカルタは、人口の過密化や大気汚染、地下水の過剰採取による急速な地盤沈下などの問題により、2022年1月、首都移転が国会で承認されました。移転先は、カリマンタン島(ボルネオ島)東部、新首都名は「ヌサンタラ」です。

新首都のインフラ整備などへの投資に興味を示す日本企業も多く、新首都の今後の発展に期待が膨らみます。

インドネシアの気候

インドネシアは、赤道直下の国であることからとても温暖です。年間の平均気温は約28.6℃で、季節は雨季と乾季の2つから構成されています。

乾季は5月~10月で、湿度が高くないため比較的過ごしやすい季節となります。一方で、11~4月は雨季となり、大雨が降るスコールなどが多く湿度も高いのが特徴です。

インドネシアの歴史は?

インドネシアの歴史は、ジャワ原人がいたとされる約80万~100万年前にまで遡ります。

紀元前3世紀には、モンゴル系のマレー人がインドネシアに移住し始めたと言われています。その後、7世紀後半ごろからスマトラ島に仏教国スリウィジャヤ王国が栄えました。

1602年よりオランダによる植民地支配が約300年続き、インドネシアは第二次世界大戦中の1942年に日本の占領下となりました。そして、1949年12月27日にようやくインドネシア共和国として正式に独立したのです。

インドネシアで話される言語は?
特徴や注意すべきポイントはある?

インドネシアの公用語は「インドネシア語」です。一方で、およそ1万7,000以上の島々から成り立っていることから、ジャワ語やスンダ語など地域特有の言語を話す人々も存在します。

インドネシア語の特徴

インドネシア語は、26文字のアルファベットから成り立っています。文字はローマ字読みで読むため、日本人にとっても発音しやすいという特徴があります。インドネシア語の語順は、英語と同様で「主語+動詞+目的語」となっています。

例えば「私は買い物に行きます。」という文章を英語とインドネシア語で言うと以下です。

  • 英語:I am going shopping.
  • インドネシア語:Saya akan pergi berbelanja.

インドネシア語を分解すると、Saya「私」、akan「~するつもりです」、pergi 「行く」、berbelanja「買い物する」となり英語と同じ語順となります。また、元々インドネシア語はマレー語から派生して生まれたため、マレー語ととても似ているという特徴もあります。

例えば「今日の天気はとてもに暑いです。」という文章は、インドネシア語とマレー語で以下のように全く同じです。

  • インドネシア語:Hari ini cuacanya sangat panas.
  • マレー語:Hari ini cuacanya sangat panas.

注意点

インドネシア語には、公式な場面で使用される表現と、日常シーンで使われる表現が存在します。特に、ビジネスシーンでカジュアルな表現を使用すると失礼に値することもあるので注意が必要です。

ビジネスシーンでインドネシア語が必要な際は、プロの翻訳・通訳会社に任せるのが安心です。

インドネシアで英語は通じる?

インドネシアでは、首都のジャカルタや人気観光地のバリなどで英語はかなり通じます。

一方で、ビジネス地や観光地ではない地域に行くと、英語が全く通じないことも多いです。飲食店や公共交通機関でも英語が通じないなど困ることも多いでしょう。

特に、ビジネスシーンでインドネシアを訪れる際は、経験豊富なプロの通訳会社に通訳者の手配を依頼するのが安心です。

【まとめ】多民族国家のインドネシアには深い歴史と多様な文化がある

インドネシアの場所は、東南アジア南部に位置しています。およそ1万7,000以上の島々から成り立っており、世界で最も多い島数を有する国です。

インドネシアの公用語はインドネシア語ですが、ジャワ語やスンダ語など地域特有の言語を話す人々も存在します。

首都のジャカルタや人気観光地のバリなどは英語が通じることが多いですが、ビジネスシーンでインドネシアを訪れる際は、プロの通訳会社に通訳者の手配を依頼するのが安心です。

インドネシア語の翻訳・通訳なら、経験豊富なアーキ・ヴォイスがおすすめです。翻訳では、該当する分野に最適な翻訳者を選定し、高品質なインドネシア語サービスを提供します。

アーキ・ヴォイスのこれまでのインドネシア現地通訳実績は以下の通りです。

  • シンクタンク様のジャカルタでの商談通訳
  • メーカー様の4泊5日メダン調査現地通訳
  • 自動車関連メーカー様のジャカルタ工場における機械設置の際の通訳
  • ジャカルタ、スラバヤでのインフラ関係事業者様の現地調査
  • メーカー様のジャカルタでの会計経理部門の内部監査通訳
  • スラバヤでの某金融機関様の現地通訳
  • ジャカルタで行われた展示会の同行通訳
  • IT企業の現地法人への研修通訳
  • メーカー様のジャカルタでの商談通訳
  • サービス業様の現地通訳アテンド
  • ジャカルタ、バンドンでの現地調査
  • 行政機関がインドネシア大臣と会談する際の現地通訳

日経企業が多く進出しているジャカルタ、スラバヤ、ジャワ島地域で、ビジネスシーンをサポートいたします。現地通訳が必要な場合、インドネシア在住かつ専門性・レベルに合う通訳者を手配いたします。

ぜひ、インドネシア語の翻訳・通訳については、アーキ・ヴォイスに一度ご相談ください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です