スパムメールの増加

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
今日の東京はどんよりとして
寒く感じます。週末にかけて、
気温が下がるようなので、
くれぐれもお体ご自愛ください。

さてここ半年、
スパムメールの数が飛躍的に
増えたと感じています。
コロナ禍だからでしょうか。

まず、今までテレアポを
していた人たちが一斉にメールに
流れてきているように思います。
多いのはIT関係で、最近は
コロナのためか清掃関係の
営業メールも増えてきました。

次に、クリックさせてウイルスの
感染を狙う本当のスパムメールも
確実に増えた気がします。
有名なのは「Emotet」と呼ばれる
取引先に偽装するようなメール。
件名や本文に「見積依頼」とか
「請求書の確認を」などと書いているため、
文章の意味内容からスパムかどうか、
判断しています。

さらに、サブスク系の通知を
真似たメールもここ最近、
多様化してきた気がしています。
半年前までは、Amazonの連絡を
装ったものや、Appleのアカウント
変更の連絡を偽ったものがほとんど
でしたが、ここ半年は、楽天、銀行、
クレディセゾンなど、送信元が
多様化した印象があります。
これらはすべて本家本元のメールを
画像まで再現しているため
本物かと見まごうほど。
パソコンで見る場合ですが、
この手のメールはボタン部分に、
クリックせずカーソルをあわせると
左下にリンク先のURLが表示されるので
正規ドメインかどうか、
確認してから削除しています。

以上、ここ半年、本当に怪しげな
メールの増加を実感しています。

こうした状況の中、昨日は、
総務省から「2回目の現金一律給付が
実施される」という通知メールが届きました。
ニュースでも取り上げられたように、
これも当然、偽メール。

昨日のニュースでは、このメールを
クリックすると個人情報を入力する
サイトが用意されていることが紹介
されていました。巧妙ですね・・・

文章の意味内容からも、
カーソル表示されるURLからも
明らかにスパムだとわかるので、
すぐに捨ててしまいましたが、
もし「送信元」「文章の内容」
「リンク先URL」のすべてきれいに
そろってしまったら、騙されて
しまうのではと危機感をもっています。

みなさまもくれぐれも
ご注意ください。

◇ ご参考

『Emotet』と呼ばれるウイルスへの
  感染を狙うメールについて

 (独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
  のHPにジャンプします)