タイ語翻訳で気をつけること・・・【改行位置】。

こんにちは。アーキ・ヴォイス翻訳コーディネーターのオーです。

今回はタイ語についてのお話です。

日本語は基本的に、文章のどこで改行しても
単語などの意味が変わることはないと思いま
す。
※句点の前で改行するなどの禁則事項は例外
です。

しかしタイ語は、【改行位置】により単語の
意味が変わったり、意味が通じなくなったり
します。

例えば、「お湯」というタイ語は
น้ำร้อน(ナームロォーン)というのですが、
これは น้ำ(ナーム・水)とร้อน(ロォーン
・熱い/暑い)という2つの単語が合わさっ
ています。

つまり、น้ำとร้อนの間で改行すると、
「お湯」が「水」と「熱い/暑い」という
2つの単語に分かれる為、2つの意味に変化
してしまいます。

これが、タイ語の【改行位置】に注意しなけ
ればならない、一つの理由です。

上記の他、例えば漢字の「つくり」と
「へん」のような箇所を分離して改行してし
まうというミスが発生することもありますが、
この場合、意味そのものがわからないタイ語
になってしまいます。
※「文字」を分離するようなものです
ので・・・。

その為、もし翻訳納品後にレイアウトを変更
する場合は、レイアウト変更後にそのファイ
ルをタイ語がわかる方に渡し、【改行位置】
に問題がないかを確認させるなどの対策が
必要です。

タイ語文書の作成時は【改行位置】に、
ご注意ください!

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