北朝鮮の建国記念日

アーキ・ヴォイスのコーディネーターです。
ここのところ毎週、
北朝鮮を取り上げています。
先週のミサイルに続き、
今週の9月3日(日)には、
最大規模の核実験が
強行されました。

これを受け、米国は
国連安保理に対し、
追加制裁決議案を示しました。
内容は、原油などの禁輸、
北朝鮮労働者の受け入れ禁止、
金正恩委員長の資産凍結など。。。

今後、9月11日に国連安保理で
この決議案が採択されれば、
北朝鮮のヒト・モノ・カネの
流れがストップします。

これまで北朝鮮を裏で
支援してきたロシアや中国も、
上記内容が安保理で採択され、
国際世論が高まれば
支援も限界に近づきます。

とはいえ、
こうした一連の動きに対し、
北朝鮮が反発するのは必至で、
明日、9月9日の建国記念日には
何らかのアクションに
移るのではと懸念しています。

明日の建国記念日は
北朝鮮にとって6大慶事の一つ。
金正恩体制になってから
軍事力を誇示するようになっており、
昨年9月9日には5回目の核実験が
実施されました。

すでに現在、
大陸間弾道ミサイル(ICBM)の
移動が確認されていて、
緊張が高まっています。

では実際、どのようなことが
想定されるのでしょうか?

1. 何も起こらない

2. 北朝鮮の行動が延期される

3. 米国が北朝鮮に先制攻撃

4. 北朝鮮がミサイルを発射、
  被害がなく、何も起こらない

5.北朝鮮がミサイルを発射、
  日本に何らかの被害が出る

6. 北朝鮮がミサイルを発射、
  グアム近郊に落下し、
  米国が反撃に出る

7.北朝鮮がミサイルを発射、
  米国が反撃、それに対し、
  ロシアなどが援護

個人的に思いつくのは上記の7通り。
その内、1から4ぐらいで落ち着くと
良いなと思っています。

また現在、北朝鮮による
「電磁パルス攻撃(EMP)」も
取り沙汰されています。
これは核爆弾を高高度で
爆発させることにより、
コンピューターを含め電子機器を
一瞬にして破壊するというもの。

1962年、米国が太平洋上空400kmで
核実験を行った際、1300km離れた
ハワイの電子機器が破壊されて
停電が発生したそうです。

昨日の太陽フレアといい、
今日と明日は、過度な不安を抱かず、
注意したいと思います。