バヌアツってご存知ですか?

こんにちは。
アーキヴォイスの
営業担当のYです。

5月の大型連休を利用して
太平洋にあるバヌアツ共和国に
行ってきました。

初めてその名を聞く方も
いらっしゃるかもしれませんが、
バヌアツ共和国は、
オーストラリアの右上に位置し、
ニューカレドニアのすぐ上にある、
83の島からなる新潟県と同じくらいの
大きさの国です。

今回、成田発のニューカレドニア
経由の便で行ってきました。

今回は天気に恵まれなかったため、
首都があるエファテ島近辺しか
行けませんでしたが、
エメラルド色のブルーラグーン
(真水の湾)で泳いだり、
部族の村の訪問では、
民族衣装に身を包んだ
酋長さんと子どもたちと共に
儀式のダンスをしたり、
透明な海のビーチではシュノーケリングに、
海亀とのふれあい、
小さなイリリキ島やハイダウェイ島の散策
(ハイダウェイ島には海中3メートルに
 郵便ポストがあります!)、
熱帯林に囲まれた滝での水遊びなどなど、
手つかずの大自然に触れ、
存分にバヌアツの魅力を堪能してきました。

大自然が魅力のバヌアツですが、
国自体を調べてみると・・・

この国は1980年に独立した若い国で、
人口は約22万人。
これは東京の渋谷区とほぼ同じ人数。
主要産業は、農業と観光業。
一人あたりのGNI(国民総所得)は、
3,160米ドル(2014年、世界銀行)なので、
物質的にはまだまだ豊かな国といえないかもしれませんが、
最近は「世界一幸せな国」と言われる秘境の
リゾートとして、特に注目されている様です。

近年、バヌアツは、知る人ぞ知る
「タックスヘイブン」(租税回避地)としても、
注目されているようです。
法人税、取得税などは徴収されないため、
既に、オーストラリア、ニュージランドらの
金融機関、法人など数万社を誘致しており、
将来的には、中国の企業の誘致にも力をいれてくとのこと、
今後のバヌアツの動向と成長が楽しみです。

ちなみに、バヌアツの言語はというと・・・

公用語は現地の「ビスラマ語」と
「英語」、「フランス語」の3言語。
国民の多くは、メラネシア系(93%)ですが、
その他に現地の言葉は、100~150言語あるそうです。

ビスラマ語なんて聞いたこともないかもしれませんが、
崩した英語とフランス語の単語を交えた様な言語で、
例えば、英語の「I want it! 」は、ビスラマ語で
「Me wantem(ミ ワンテム)」となります。
何となく意味が理解出来てしまいますね。

また、英語の「Thank you very much!」は、
ビスラマ語で「Tank you tumas
(タンキュー トゥーマス!)」となる様で、
tumasの正しい語源は分かりませんでしたが、
very muchが、too muchになり、
tumasになったのではないかと推測します。
(あくまでも個人の推測です。)

旅の道中で、現地語を覚えて使うと、
現地の方との距離もぐっと縮まり、
旅がより一層楽しくなりますね。

最後になりますが、
帰国便の機内から見た、
バヌアツ~ニューカレドニアの
空からの景色は、緑豊かな島々に
赤い土、真っ白な砂浜、
エメラルドブルーとグリーンの海….
今まで見た景色の中で、
一番綺麗で思わず息をのむほどでした。
ニューカレドニアの珊瑚(ラグーン)は
世界遺産の様です。

機会があれば、時差も2時間と少ないので、
是非足を運んでみてください!