明日発売の2016年の予測

アーキ・ヴォイスのコーディネーターです。

さて弊社が翻訳した書籍が明日発売されます。
昨年も翻訳した、英The Economistの年間予測、

『 2016 世界はこうなる
  The World In 2016 』

  http://goo.gl/R42gyL
 (アマゾンにジャンプします)

です。

プレゼントの話の前に、
昨年の未来予測の答え合わせを
したいと思います。

今回、2016年版を翻訳するにあたって、
訳語統一などのため、昨年翻訳した2015年版を
何度も確認しました。

2015年は1年前の予測の通りだったのでしょうか?

昨年の2015年予想では、
こんなことが書いてありました。

 ・リーダーの失敗についての話題が増える
  2015年はアベノミクスに愛想を尽かす年に
  なるかもしれない(『2015 世界はこうなる』10頁)

 ・ドローンが流行する(『2015 世界はこうなる』30頁)

 ・2015年、各国が気候変動枠組条約を承認する
  (『2015 世界はこうなる』46頁)

 ・2015年には、シリアのアサド大統領をどうするかという
  大きな問題が残るだろう(『2015 世界はこうなる』81頁)

 ・スマートフォンの予測機能が進化しすぎて、
  使う人にとって不気味なものになる
  (『2015 世界はこうなる』134頁)

 ・バーチャルリアリティーがビジネスになる
  (『2015 世界はこうなる』140頁)

どうでしょう?
当たっていると思われますか?

2015年を振り返ってみると、
バーチャルリアリティーやスマートフォンの進化は
昨年の予測ほどは進んでいないようです。

しかし、ドローンや気候変動については驚きました。
特に、ドローンについて。
ドローンは昨年の今頃、まだ日本でそれほど話題に
なっていませんでした。そのため、訳語をそのまま
カタカナにすべきかどうか、議論をした記憶があります。
ところが・・・

今年4月22日に、ドローンが首相官邸に
落下する事件が起こってからというもの、
あっという間に、普及していったように思います。
(ちなみに今月10日から「ドローン規制」がはじまりましたね)

以上、今年が昨年の予測通りだったかどうか、
振り返ってみましたが、当然のことながら、
すべてが当たっているわけではありませんでした。
しかし、特定のトピックに関しては、驚くほど
正しく予測している、という印象を受けます。

では、来年の未来予測はどうなっているのでしょう?

 ・中国経済はどのように動くのでしょうか?

 ・米国の利上げはどのようになされるのでしょう?

 ・シリアを取り巻く情勢は?

 ・2016年にビジネスの主流となるサービスは?

明日出版の『 2016 世界はこうなる 』には、
このようなことが書いてあります。

なお、アマゾンの解説には次のようにありました。

> 世界40カ国のビジネスリーダーが
> 活用する「2016年展望」の定番誌。
> 英The Economist『The World in』を
> 読みやすい日本版として刊行。
>
> The Economistが毎年末に発行する
> 『The World in』は40カ国以上で発行され、
> 各国のビジネスリーダーが翌年の舵取りに役立てている。
> 世界各地のThe Economist記者と編集者、そして
> 政財界のリーダーが2016年度の国際情勢、
> ビジネスや金融の動向を予測。
> さらに調査部門The Economist Intelligence Unit(EIU)が
> 収集した81カ国14業種の予測データを掲載。
> 独占翻訳権を持つ日経BP社が記事60本を厳選、
> 分かりやすい日本語でお届けする。

・・・

今週は以上です。
いつも本当にありがとうございます。

外国語に関するご質問などございましたら、
お気軽にお問い合わせください。