ギリシャで忙しかった週末

アーキ・ヴォイス翻訳コーディネーターです。

さて、先週後半から、弊社の通訳チームは
ひっきりなしの問い合わせに追われていました。

どんな問い合わせかというと。。。

ギリシャ語通訳の問い合わせです。

ご存知のように、ギリシャは現在大変な状況になっていて、
先月末にデフォルト状態に陥り、現地時間5日に
国民投票が行われました。

この投票に合わせて、テレビ局各社の報道部から、
字幕をつけたり、現地の映像を解読するため、
ギリシャ語通訳者の問い合わせが多く、大忙しでした。
都内の通訳者だけではカバーできず、
とうとう関西からも新幹線でギリシャ人を呼んでくるという事態に。

本件、通訳チームが対応をしているのですが、
私もギリシャの方と話をすることができました。
いわく、現地では治安も悪くなってきていて、
都心部の方はかなり生活に困っているとのこと。
弊社通訳者の親御さんはギリシャで年金生活をしており、
年金が入ってこない上、連絡もとれない、という状態だそうです。

このような大変な状況の中、字幕をつけたり、
現地の映像を解読してくれた通訳者たちには感謝です。

・・・

前置きが長くなりましたが、以前から予告していた通り、
今回は弊社の取扱言語の比率を取り上げてみたいと思います。

以前、メールで尖閣諸島の事件以降、
弊社のインドネシア語の取扱高は3年で9倍、
ベトナム語は4倍に増加した(中国語は半減以下になりましたが)
と書いたら、いくつか反響をいただいていました。

弊社では、年間2000件~3000件くらいの見積書を作成しています。
私の感覚では、

円安だと、 インバウンド関係(観光誘致など)の翻訳・通訳が増え、
円高だと、アウトバウンド関係(海外進出など)の翻訳・通訳が増えていく、

というイメージを持っています。

弊社は100言語の翻訳・通訳を扱っているのですが、
近年の言語別の取扱比率は下記のようになります。

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□ 弊社の言語比率(受注ベース)
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1.英語 40%
2.アジア言語 32%
3.ドイツ語 10%
4.ポルトガル語 3%
5.フランス語 3%
6.トルコ語 3%
7.アラビア語 1%
8.その他 8%

上記で2番目に多いアジア言語ですが、中国語・韓国語を
はじめ、タイ語・ベトナム語・インドネシア語などが入っています。
このままだとちょっと精度にかけているので、近い将来再度、
詳細にデータを取り直したいと思っています。

なお、意外なのは、トルコ語が多いことです。
先週末のような状況が続くと、ギリシャ語もランクインして
くるのかな、と思っています。

インバウンドとアウトバウンドの比率、また、
各言語の比率などが日本の経済状況を反映していて、
日々、興味深く仕事をしています。