プラットフォームの経済学

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
先週、読書が68%のストレスを軽減する、
という少し怪しげな
調査結果を取り上げましたが、
(先週の記事「明日からお休みいただきます」)
今回の連休ではこんな本を
読み終えました。

マカフィー/ブリニョルフソン
『プラットフォームの経済学』
(日経BP社、2018年)

上記は春先から
読みはじめていましたが、
この連休で集中して
読むことができました。

以前、英エコノミスト誌の
翻訳を行った際に、同じ著者の前作
『ザ・セカンド・マシン・エイジ』が
何度か取り上げられていたため、
当時、電子版をダウンロードして
用語のチェックを含め、斜め読みを
していました。未来予測の技術的な
論拠になっていたように記憶しています。

今回の『プラットフォーム~』では、
AI、プラットフォーム、大衆の意思決定
といった3つの視点から、
テクノロジーによって社会が
どう変わったのかが論じられています。

ディープラーニング、O2O、
ビットコインと話題が多岐に
わたるのですが、文章が
すらっと読めてしまう。
翻訳者のバックボーンが
すごいとうなりました。
翻訳者はカーネマンの
『ファスト&スロー』を
翻訳されている方ですね。
素晴らしい…

本書で得た自分なりの理解は、
仮にテクノロジーが
極限まで発達したとしても、
コーチングやヒアリングといった
人から人へと伝える仕事は
なかなかテクノロジーに
置き換えられることができない、
といったものです。

以上、今回の連休は
自宅近辺でおとなしく
すごしました。
今週から心機一転、
頑張ります。

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