Archive for the ‘旅に出たくなる。’ Category

旅に出たくなる。in Turkey

木曜日, 3月 6th, 2008 Posted in 旅に出たくなる。 | 2 Comments »

4人の出発を見届けてから 僕は最後にギョレメを出発。 深夜バスに乗ってアンカラを経由し、 目指すはサフランボル。 なんでそこに行こうと思ったかは 忘れてしまったけど、 街全体が世界遺産に登録されているという事と イスタンブールの前に立ち寄りやすい場所、 そして、『ウルルン体験』が出来る、と 地球の歩き方に書いてあったのを見て、 興味を持ったのかもしれない。 アンカラでバスを乗り換える。 この時は2回目のアンカラだったから 気が遠くなる程広大なバスターミナルにも 荷物を無理矢理奪い取って頼んでもいないのに 道案内をするおじさんにも、すっかり慣れたもの。 サフランボル行きのバスに乗り込み 3時間か4時間揺られると、到着。 サフランボルのバスターミナルから 目的地の旧市街へは、タクシーで向う。 カッパドキアの宿で予約してもらった ゲストハウスの名前を告げると、 「バストンジュ!」と即座に理解してくれた。 10分程揺られると、見えてきた世界遺産の街。 僕が、もっとトルコを好きになった街だ。

旅に出たくなる。from German to Switzerland.

土曜日, 2月 10th, 2007 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

ノイシュヴァンシュタイン城を見上げる位置にある ホテルの一室で、次に行く場所を考えていた。 飲めもしないビールを飲んだせいか、 風邪がますます酷くなった気がする。 友人から頼まれたモノを買いに スウェーデンまで行こうと考えたが、 体調とベルギーに行くまでのスケジュールを 考えると、それは避けた方がいいと思った。 決めた。スイスに行く。 フュッセンの駅まで、行きと同じ様に 緑が生い茂る舗装された道を歩いて行く。 ロマンティック街道もこれで見納めかもしれないと 思うと、その木々と太陽の光と青い空が織り成す景色は 一層まばゆく感じられた。 ほんのりと冷える日中だったけれど 1時間以上歩いたせいか、僕の身体は火照っていた。 フュッセンの駅そばのアイスクリーム屋さんで アイスをダブルでカップに入れてもらう。 そして、電車に乗る。 ミュンヘン駅で白人の女の子から電車について 何か聞かれたが、ドイツ語なのか英語なのかも わからずうろたえていると、舌打ちして どこかに行ってしまった。ちょっと悲しかったが 明らかにアジア系な僕にそんなこと聞くなよ、と思う。 ミュンヘンを発車した電車はなじみ深いウィーンへ。 ウィーンでスイス行きの電車に乗り換える。 ザルツブルクやインスブルックを経て、 いよいよ電車はスイスに入る。 EU圏だから、やっぱりパスポートチェックはない。 風邪は相変わらず治りそうにないけど 僕は次の街を目指す。 今日の宿泊地は、グリンデルワルドだ。

旅に出たくなる。at Chiangmai2

土曜日, 8月 19th, 2006 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

アムステルダムからシンガポール航空に乗り、 シンガポール経由で再びバンコクへ。 まもなくして、友人から頼まれた写真を届けに シェムリアップへ飛ぶ。そこで見た青い空と緑の地平線が あまりにキレイで、カンボジア人の悲しく深い目とのギャップに 僕は知らずに涙を流していた。 その間、ずっと考えていた事がある。 チェンマイの彼女のこと。 会いに行こうかどうか、と悩む前に決めた。 シェムリアップからバンコクに戻り、ちょっと間をとってから バスターミナルに向かう。 再びバスに乗り込み、10時間の移動が始まる。 今度は腹痛にもならず、彼女に会った時の台詞とか そんなことばかりを考えていた。 2回目だというのに、チェンマイのバスターミナルは すっかり僕に馴染んでいる気がした。 前回お世話になったゲストハウスにチェックインし、 早速、彼女に会いに行く。 昼下がりのバーは人気がなく、入るのに勇気が必要だったが、 入り口近くの席に座り、誰かが出てくるのを待った。 待っている間、心は高まっていた。いきなり彼女だったら・・・、 とか考えていると、別のウェイトレスがやって来た。 注文をしながら聞いてみる。彼女はいるのかどうか。 いなかった。 辞めたらしい。1ヶ月しか経っていないのに。 気落ちした僕を見て、そのウェイトレスは言う。 「携帯の番号、教えてあげてもいいよ。」 ちょっとだけ、僕に運があることを感じた瞬間だった。

旅に出たくなる。at Chiangmai

水曜日, 8月 16th, 2006 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

バンコクからチェンマイへのバスの中、 僕はひとり苦痛に呻いていた。 どうもバスに乗り込む前に、何かにあたったらしい。 10時間のバス移動は、「眠れるからラッキー」というようなものでなく、 これほどまでに長く時間を感じたことはなかった。 早朝にチェンマイのバスターミナルに到着後、 とりあえずバイクタクシーを探す。 向こうから声をかけて来たドライバーと交渉し、 宿に向かう。この時の風は心地よく、 バスで流したイヤな汗を吹き飛ばしてくれるようだった。 宿に転がり込み、汚いベッドでとりあえず横になる。 しばらく横になっていると少し楽になってきたので、 隣の「ナップツアー」に挨拶に行く。 日本人夫妻が経営するトレッキングツアー会社だ。 おそらく翌日のツアーはムリだろうから、と報告。 「タイと日本の腹痛はメカニズムが違いますからね。  『イモジウム』という薬を薬局で買ってください。  そして、バナナを食べるといいですよ。」 教え通りに品を揃え、紹介してもらったキレイな安宿に 移動する。 完全回復にはまだ遠かったけれど、 チェンマイの夜を散策したいと思い、 ナイトマーケットに行ってみる。 賑やかな雰囲気を一人で歩くと、 なぜだか人恋しくなってくる。 ナイトバザールからの帰り道、 生バンドが演奏するオープンバーに目が止まる。 その音に導かれる様に座った椅子にもたれながら、 何気なくコーラとポテトを頼む。 ふと見上げると 君の笑顔が僕を見つめていたんだ・・・。

旅に出たくなる。from Narita to Bangkok

土曜日, 4月 1st, 2006 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

その日の僕はどんな表情だったのだろう。 3回目の海外。まだ乗り馴れない飛行機。 成田エクスプレスで向かった空港は どこか異世界の空間に感じて、 ちょっと心細かったような気がする。 バックパックを担いで機内に乗り込む。 先輩お薦めのエア・インディアは インド人ばかりが乗っていて、居心地が悪かった。 機内での出来事はよく覚えていないけれども、 機内食のカレーがとても美味しかったことは 昨日のことの様に覚えている。 6時間ほどのフライト後、 いよいよ飛行機はバンコクのドンムアン空港への 着陸態勢に入る。 初めての一人旅。 不安な気持ちは確かにあったけれども、 ドンムアン空港に着陸した時の僕は、 高揚感に包まれていた。 飛行機を降りたとたんにムワッとする暑さ。 ドキドキの入国審査を終えてちょっと歩くと、 自動ドアが開き、観光客目当てのタイ人客引きが ジロジロと僕を見る。 たどたどしい英語でエアポートバスのチケットを買う。 チケットを売る女の子は化粧しながら僕の応対をしていた。 バスに乗り込む。日本語が頼りない異国。 僕の旅が、始まった。

旅に出たくなる。in Turkey

火曜日, 3月 21st, 2006 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

地下都市の観光は興味深かった。 これでもか、というくらいの深さに広がる都市。 学校の場所まであった、というから驚きだ。 確か、キリスト教徒たちがムスリムからの迫害を 逃れるために作ったものらしい。 観光を終え、出口に向かう。 出てみると、入り口に大行列が出来ていた。 トルコの小学生たちが見学に来ていたようだった。 日本人が珍しいのか、皆こちらをじーっと見つめている。 ちょっとすると、一声。 「Where are you from?」 ん?僕に対して言ったのかな?? 「Japan Japan」 と言ってみると・・・。 地下都市の入り口に出来ていた行列が、 僕の周りに一斉移動してしまった。 40人くらいの小学生に囲まれ、 質問攻め。 その質問はとてもシンプルな、同じことの繰り返しだったけれど、 彼らがこちらに興味を持っていることはとてもよく伝わった。 僕の傍にはオーストラリアの方もいたのに、そちらにはまるで興味がないかのよう。 その後、写真撮影会が始まり、彼らの先生が彼らから預かったカメラで 僕らを撮る。そして、彼らを地下都市へと促す。 彼らが地下都市へ向かい始めると、僕に対してちょっと会釈。 少し苦笑気味の表情がとてもいい先生であることを予感させた。 トルコは歴史的に日本を好きな背景がある。 ある意味、日本の子供たちより、日本のことを知っているかもしれない。 これが、教育だ。環境が人を育てている。

旅に出たくなる。in Turkey

月曜日, 3月 20th, 2006 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

ギョレメの村を一望できる高台でしばらく空気に吹かれた後、 ペンションに戻る。 トマトとキュウリとパンのシンプルな朝ご飯を食べていると、 旅行者らしい身なりの人が数人やってきた。 一人、明らかに「デカイ」と分かる、長身の日本人がいた。 その傍らには明らかに「ちっちゃい」と分かる、日本人女性。 カップルかな、と思いきや、違った。 彼らは話しかけてきた。 「実はたまたま行きたい方向が同じだったんですよ。  それで、なら一緒に行きましょう、ということで。」 聞いてみると、イスタンブールでも一緒に行動してたらしい。 2人とも、ヨーロッパからのアジア・イン組だ。 空き部屋がなかったため、 今朝知り合ったヨシ君と僕が同じ部屋に。 そしてシノ君とカズミさんが同じ部屋になった。 久しぶりの居心地がいい雰囲気。 それにちょっと後ろ髪を引かれる思いだったけれど、 朝食後、僕は一人でカイマクルの地下都市を観光に行った。

旅に出たくなる。in Turkey

火曜日, 3月 14th, 2006 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

ギョレメで迎えた最初の朝は、とにかく太陽が恋しかった。 この村特有の「洞窟部屋」があまりに寒かったためだ。 あるだけの毛布をベッドに持ち込み、ひたすらくるまって 夜明けを待つ。 ほのかに空が明るみ始め、外に出る。 透き通るような空気の冷たさが、 さっきまで凍えていたにも関わらず心地よかった。 そのペンションは中庭を中心に洞窟部屋が周りを 囲っている。石灰岩を刳り貫いて作られた部屋は、 岩の冷たさで日中は涼しさを、夜は寒さを僕らに提供する。 中庭の椅子に座る。空がますます青く輝いていく。 ふと見上げると、2階の部屋から一人の男性が出てきた。 タオルを頭に巻いた日本人だった。 「おはようございます。」 「あ、どうも・・・」 彼は中庭につながる梯子を降り、僕のところにやってきた。 「いつから、泊まってはるんですか?」 「僕は昨日からですよ。」 「僕もですよ。ギョレメに着いたと思ったらちょっとトラブルがあって、  深夜にここに連れてこられたんですけどね・・・。」 観光地特有の勧誘に嫌気がさしていたのは僕だけじゃないようだ。 「よかったら、ちょっと散歩に行きませんか?」 僕らはペンションを出て、太陽に向かって右手に見える高台を 目指し始めた。鳥が飛んでいたかどうかは覚えていないけれど、 青い空に澄んだ空気、自然が生んだ洞窟の家。そんな シチュエーションが鳥の飛ぶ姿と鳴き声を想像させる。 高台からみた景色は絶景だった。 遠方にはバルーンが飛んでいる。 眼下に広がるギョレメの村。まだ人の気配を感じない石灰岩に覆われた土地。 太陽が昇るほどに、その村から音が聞こえだす。 それは、人を活動させるための鼓動のようだった。

旅に出たくなる7

火曜日, 12月 27th, 2005 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

ブダペストのちょっとした駅前広場のようなところでパンを食べた後、 ウィーンに向けて動き出した。 本当はもっとゆっくりハンガリーを堪能したかったけれど、 ヨーロッパにいることができる時間は限られているので 仕方がない。目指すは、ベルギーのブリュッセル。 ブダペストの駅で、ユーレイルパスを’ON’にする。 これで、一等車両まで使い放題。気分が昂揚していく。 残ったフォリントでチェリーの量り買い。見事に使い切った。 プラットフォームから列車に乗り込む。 『世界の車窓から』で見るヨーロッパの列車には、 期待に違わずコンパートメントが用意されていた。 6人がけの個室には、僕一人だった。 流れる景色を横目に、僕はチェリーを食べる。 その瑞々しく輝く深いルビーレッドの色は、 今まで食べたどんな果物よりも美しく、甘酸っぱかった。

旅に出たくなる6

月曜日, 12月 5th, 2005 Posted in 旅に出たくなる。 | No Comments »

最初は感慨深いトルコでの思い出に浸っていた。 列車の振動と夜の帳が、感慨深さをさらに演出していた。 トルコ国境はスムーズだった。いよいよブルガリアだ。 36時間の列車の旅は始まったばかり。 ここは流れる夜景を見ながらご飯でも食べようと、 車内販売を待つ。 ・・・車内販売が無い・・・。 それならと、停車駅で何か買えるだろうと 思い込む。 ・・・ユーロもドルも使えない・・・。 36時間、水だけで乗り切るしか無いかな・・・。 途中したブルガリアのある駅で、 窓の向こうに男が見える。 どうも食べ物を売りにきたようだけど、 その瞳の冷たさに、本当に恐怖を感じた。 とても彼らから食べ物を買う気になれなかった。 ・・・ドルもユーロも使えたっぽいけど。 仕方が無いので、空腹を我慢しながら二晩目。 寝台に横になっていると、コンパートメントの ドアをドンドンたたく音が。 そのあまりに尋常でないたたき方に、 おそるおそる鍵を開ける。 男が一人入ってきた。 その鋭い目でコンパートメントを隈無く見渡す。 「その鞄にドラッグが入っているだろ!」 「!え?入ってないですよ。」 「じゃあ、銃が入っているだろ!!」 「!!入ってないって。」 その後、僕の鞄をチェックし、何事も無かったように出て行く。 ルーマニア警察。怖かった。 後々聞いた話だと、イスタンブールからブダペスト間の列車は 強盗とかである意味有名な列車だったようだ・・・。 ブダペストに着いた時の安堵感と、 フォリントに両替して買ったパンとチェリーの味は 今でも格別の思い出だ。